昨日は病み上がり第一弾のパン教室を開催しました。
といっても完治したわけでもなく、どうしても咳が治まらないため、マスクをつけて開催。(マスクって、どれも見た目がイケてないのでなんだか嫌ですが、仕方ないですね)
小雪がちらつく中、地元の生徒さん、そして遠方からも足をお運びいただきありがとうございました♡
お題は「ショコラ・オランジュ」。
酒粕酵母のストレート法で作るバケットです。
これ、度々レッスンのランチにお出ししていただのですが、いつかやりたいと思っていたものです。
でも、酵母エキスをそのまま使ってパンを仕込むのって、発酵に時間もかかるし(ヘタすれば24時間!)、いろいろ読めないから難しいかなと思っていました。
でも、2月はバレンタイン時期。この時期は「酒粕」が蔵元から出回る季節。
そう、酒粕の発酵力はとても強いのです。
よし、酒粕でやってみよう!と心に決めていたのに、今年は酒粕がブームらしくて地元の蔵元のものは手に入らず、あれこれ手を尽くして数種類手に入れました。
こうしてみると、やっぱり自然に近い形で売られているもののほうが、酵母が早く起きて元気だなと実感。
真空パックのような、全国に流通しているタイプのものは、酵母起こしに8日間くらいかかりましたが、有機栽培の原料のものは4日で仕上がりました。
さて、この酒粕酵母を使ってのバケット。
皆さんの焼き上がりはこんな感じです。
クープがほんとにきれい。
講師の仕上がりは雑さが目立ち、そっと隠しておきたいくらいのモノ(笑)
でも美味しく焼きあがりました。
楽しいランチタイム。
スープは前日の気分で決めるのですが、自分の体調のせいからか、やさしい野菜のお出しが飲みたくて、塩豚と野菜のスープにしました。
そして、パンはレッスン途中に焼いた酒粕酵母のストレートで焼いた高加水リュスティック。
写真撮り忘れて、これは前の日に焼いたものですが。
これ、酒粕酵母特有の焦がしたチーズのような風味を味わっていただきたくて焼きました。
美味しく焼けて、気に入ってもらえてよかった♡
サラダに自家製サルシッチャ。これ、イタリアの手作りソーセージです。
塩味とスパイスが効いていて大好きな味。強い味だから、優しいマッシュポテトも添えてみました。
途中、咳をしながらのレッスンでしたが、おかげさまで楽しい一日が無事に終わりました。
ご参加ありがとうございました!
そして、レッスンの後は、地元の自家製酵母のパン屋さん「ラ・フーガス」に友人をお連れしました。
こちらのパン、どれも美味しくて…。雪景色を眺めながら、店内にあるカフェでゆっくり楽しいおしゃべりを。
友人もパン教室を主宰しているので、いろいろと楽しい話は尽きません。
そんなこんなで、病み上がり第一弾は濃い一日となりました♡
早く咳を治さないと!
(お詫び)
体調に不安があったため、7日のレッスンは後日に延期させていただきました。
参加者の皆様にはご迷惑おかけして誠に申し訳ございませんでした。