先週末、こんな素敵な絵本の原画展に行ってきました。
木枯らし吹く森の中に、絵本の中の一ページが表現されていました。
この時にいただいたハーブティーのおいしかったこと。
そして小さなお菓子の入ったプレゼント。
なんてかわいいのだろう。
絵本のクリスマスツリーのオーナメントと同じもので、
スパイスの効いたクッキーとメレンゲ菓子。
こういうの、夢があっていいなあと思いました。
なんだかうれしくなって、娘と「明日は一緒にクッキー焼こうね」と約束したのでした。
そして一昨日のこと。
ちょうど夕方から幼稚園のクリスマス会だったので、お昼頃からクッキー型抜き、アイシングやらラッピングやらお着替え、髪のセットなどなど盛りだくさんで駆け抜けた一日。
真ん中のは、4か月になる弟を作ったみたい。「これはとうたんだよ」と教えてくれた。
型抜きクッキーのレシピは私が子供のころ、父から誕生日にもらったお菓子の本から。
娘はこのお菓子の本が気に入った様子。初めてのアイシングもすごく楽しそうで何より。
私も何度も何度も繰り返し眺めていたこのお菓子の本。裏表紙のことばをみると、12歳の誕生日にもらったものだった。
「○○、お誕生日おめでたう 父より」
この言葉がいつものお約束。
父なりにかっこつけていたのかな。誕生日には私が好きそうな本ばかり買ってくれました。
「赤毛のアンの料理ノート」とか。鶴田静の「マザーアースキッチン」とか。リクエストして「ハーブの辞典」とか。
娘が欲しいというので、このお菓子の本をあげたら早速裏表紙にお絵かき始めて。大事にしないとだめだよと言ったものの、この落書きには家族の絵が描いてあって今の娘の気持ちがあふれている。
この時期だけのいとおしさ。
まぁいいか。
そしてこの日、夕方からの保育でクリスマス会に参加して、夜のお迎え。
ご機嫌で帰った娘はまたそのお菓子の本を開いていた。
あれ?気が付いたらもう一ページ、何か書いてある。
「ままからもらったほんだよ いまわほんとにすてきなひです」
わあ、なんだかうれしい。
こちらこそ。
一緒にお菓子作りして、今日はほんとに素敵な一日だったよ。
一足早く、娘からXmasプレゼントをもらったような気分になりました。