今日は金継ぎ教室「つぎつぎ」へ。
「漆工房 皎月」さん主宰の本格的な金継ぎ教室です。
前回、粉を蒔いたところに、木地呂漆を樟脳油で薄めたものを塗り、粉固め。
一緒に、見逃していた欠けの部分を少しだけ彫ってくぼませて、同じ漆を塗り固めました。
お次はこちらのお皿の繕い作業を。
前回、粉を撒いたものの、下地の継ぎ目が見えてしまったため、そこの繕いを。
継ぎ目よりも気持ち太らせて漆を塗ってから撒けばよかったかなと反省。
(ぎりぎりにしていたら、思ったよりも細かったので)
今回は、ほそーい筆をお借りして、はみ出た部分に弁柄漆+黒漆を混ぜたものを塗りました。
そしてまた銀を撒く…。
そのほか、線の部分は次回表面を滑らかにしたあと、銀を重ねようということになりました。
そして、お次はこちら。急ぎで仲間入りしたお気に入りの急須。
前々回、麦漆で接着したところの隙間を、錆漆(砥の粉+漆)で埋めていきました。
こちらが錆漆を作るところ。砥の粉と漆の配分は、季節によっても、また人によっても違うんだとか。
はみ出た部分は綿棒にエタノールできれいにお掃除。
そうこうしていたらあっという間に時間切れ。
急いでお昼代わりのおやつをいただきました。
お昼をまたぐので、軽い軽食の雰囲気で「花・さきはひ」さんにご用意いただきました。
持参のセーグル・レザンにカマンベールが美味♡
そして、チャイブの花を散らしたグリルポテト、オリーブオイルと胡椒の効いた胡瓜…。
どれも美味しくてワイン飲みたくなったくらい(笑)もちろんこの後、車で帰りました。
そして家でもできるように、と、前回リクエストさせていただいた小分けの材料(今回は生漆と錆漆)を持ち帰りました。
これから家にいる時間も増えるかなと思い、隙間時間に継ぎができるとうれしいな。(←なんだか憧れの暮らし♡)
こんなにたくさんの材料の小分け達…少しずつ揃えて進めていけたらいいな。奈々子先生に感謝♡
そんなこんなで、今日も楽しい会でした。ありがとうございました♡♡
終わりに…一足早く完成したお仲間さんの作品はこちら。「花・さきはひ」さんの手がけた継ぎ作品です。風格がさらに増した土鍋♪いいなあ。