2017年 06月 19日
お茶のお稽古と、お茶席のご案内
一つ置きの薄茶。
季節の変わり目に、風炉の位置を少しだけ遠ざけて行うお点前。
今の季節にちょうど良かったです。
薄茶用の棗は、毎年この季節に登場する籠に入ったもの。
この清流に鮎が泳ぐ景色を見ると、一年がまた巡ったのだなぁという気持ちになります。
こちら、京都の鵜飼の籠(鵜をまとめて入れておく籠)を模したのだとか。木目は川の流れを表していて…と、今更ながら先生が娘に教えてくれているのを聞いて、知ったことも。(お恥ずかしい限りですが)
頭に浮かんだのは、小さい頃好きだった宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の場面。
どこかの駅?で鵜飼のおじさんが鵜の足を持って引っ張り上げていたような…。
また映画を見たくなりました。
さて、昨日は5歳娘と子守り(夫)にも来てもらい、娘のお運びの練習をさせていただきました。
というのも…
来週、お稽古場にもなっている港区の男女平等参画センターのリーブラのこちらのお茶室で、武家茶道・石州流 嘉尹会 がお茶席を設けます。
5歳娘は今年もお運びをお手伝いさせていただくことに。去年チクチク縫った単衣の着物、また登場します。(去年の記事はこちら)
11時から7席。
お茶券は500円、おいしい和菓子と宇治のお抹茶をご用意しています。
お近くの方、茶道に興味のおありになる方、ぜひお気軽にいらしてください♡
詳しくはこちらから
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